Sunday, April 1, 2007

アンネの家

お腹も満たされたところでアンネの家へ。
9時開館で9時10分ぐらいに着いたのだけど
すでにちょこっと行列。
でもすんなり入れました。

アンネの家は、あのアンネ・フランクが隠れていて、
『アンネの日記』を書いたところです。
アムステルダムの街並みを見ていて
どの建物も横幅は広くないけど奥に長いということには気づいていましたが、
外から想像するよりももっと奥行きがあって造りも複雑。
なるほどこれなら隠れ部屋があってもそうそう気づかないと納得しました。

アンネの部屋も、一緒に隠れていた他の人の部屋も
そっくりそのまま保存されていて、全部見学することができました。
アンネの部屋なんて、壁に貼ってあるポスターやら写真までそのまま。
唯一強制収容所から生還できたお父さんが、そのまま公開することを決めたって。
展示はとてもシンプルで、説明書きも必要最低限な感じ。
でもそれで十分。
ものすごく痛みが伝わってきて、本当に本当に
こんなこと二度と起きてはいけないと思いました。

とっても重い話のはずだけど
なぜか出てきたときは気分がすがすがしかった。
どうしてだろう?ただただ、来てよかったという思いが強かったです。
そして出てきてびっくり。
この日は雨だったのに、この行列。
そこまでしても入りたいと思ってくれてる人がこれだけいるんだと
うれしくなりました。

ちなみに角から2軒目の建物がアンネの家です。
建物は『表の家』と『裏の家』に分かれていて
『表の家』はお父さんの会社の事務所だったり倉庫だったりしたそうです。

平和って大事ですよね。ほんとに。
そしてみんながそう思うことが大事なんですよね。
このアンネの家からもその思いを、どんどん広めていってもらいたいと思います。

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