ユニバーサルデザイン
前の記事にもちょこっと書きましたが
大道芸ワールドカップのボランティアをやることになりました。
私が選んだボランティアはエスコート。
車椅子や障害者の方々をエスコートするお仕事です。
で、昨日その講習会があり
初めて、盲導犬を連れている視覚障害者の方を誘導するということをやりました。
私はもともと犬が好きなので、盲導犬や介助犬など
人間のお手伝いをする犬たち(まとめて補助犬と言う)に興味があったのですが、
実際にその犬を使っている人たちと交流するのは初めてだったので
とても貴重な体験でした。
いろんなお話をしていただいた中でいちばん印象に残ったのは、
どんな人にも使いやすいユニバーサルデザインにはまだ出会ったことがない、
という話でした。
例えばスロープは、車椅子の人にとってはありがたいけど
視覚障害者には境目がわからなくて怖いそうです。
例えば点字ブロックは、視覚障害者にとってはありがたいけど
車椅子の人にはでこぼこしてて通りにくいそうです。
ユニバーサルデザインというだけで、万能のような気がしてしまっていたけど、
実際にはそんな単純なことではないということに気づかされました。
こういうことってちょっと考えれば確かにそうだとわかるのだけど、
自分が普段何の不自由もせずに生活をしているから
深く考えもせずにそういうものなんだと受け入れてしまっている気がしました。
障害を持っている人たちが、どこでどんな不便を感じているのかって
やっぱりその人たちに聞いてみないとわからないと思うのですよね。
だからなるべくそういう人たちと交流して、
そういうことについてできるだけ多くのことを知ろうとすることが
大事だと思いました。
当日、どんな方のエスコートをするのかはまだわからないのですが、
どんな方でも大道芸を楽しんでもらえるようなエスコートができればいいな♪
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